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2010 年06 月24 日

子宮頸がん予防ワクチンって知ってる?

今週のAfternoon CruiseとFROM K!では16時台に

「WOMEN’S AID 子宮頸がん予防キャンペーン 
                                      supported by グラクソ・スミスクライン」

というコーナーをオンエアしています。
今日もオンエアした内容を紹介しましょう。
テーマは【子宮頸がん予防ワクチンって知ってる?】です…
 
女性にしかない特別な臓器の1つ「子宮」。
その入り口付近、「子宮頸部」にできる「がん」が、
「子宮頸がん」。

年齢的には20代後半から30代が発症のピーク。 
…近年は増加傾向にあると言われています。
 
その原因は、ほぼ100%、
「ヒトパピローマウイルス」、「HPV」の感染で、
主に性交渉によると考えられています。

当然、パートナーが1人の場合でも、
「発がん性HPV」に感染する可能性はあります。

なので「子宮頸がん」はパートナーが多いとか
特別な女性だけがなる病気ではなく、
性交渉の経験がある女性なら、
誰もがリスクを抱えている訳です。

でも、発症の原因や、進行過程が
ほぼ解明されていて、予防ができる!

そのためには、大人の女性は
「ワクチンの接種」と「定期的な検診」が肝心!
…というのは、これまでお話ししてきた通りです。
 
その「子宮頸がん」を予防するワクチンは、
「子宮頸がん」から多く検出されるタイプである
「HPV16型」と「18型」の感染を予防するもので、
この型の感染予防効果は、ほぼ100%!

ワクチンは性経験前の女の子に打つと
一番効果がありますが、
性経験のある大人の女性でも十分効果があります。
またワクチンの効果は、推計で少なくとも
20年は続くと報告されています。
 
ただし、このワクチンですべての型の
ウイルスの感染を予防できるわけではないので、
ワクチンを接種した後も、定期的な
「子宮頸がん検診」を受けることは忘れずに。

大人の女性はワクチンと検診の両方で、
しっかり「子宮頸がん」を予防しましょう。
 
接種方法は、「半年間のうちに3回」。
充分な効き目を得るため、
きちんと3回、接種することが重要です。
 
女性なら、誰でも起こりうる病気
「子宮頸がん」を防ぐのに、
早すぎるということはありません。

自分自身のために、ご家族、パートナーのためにも、
真剣に考えてください。

そして、男性の皆さんも、
この情報を大切な方に、
是非、伝えてあげてくださいね。
 
お伝えした「子宮頸がん」やその予防に関して
詳しい情報をお知りになりたい方、
ワクチンを接種できるお近くの病院を知りたい方は、

子宮頸がん情報サイト「allwomen.jp」にアクセスしてください。
 
あす25日オンエアの内容は、
丸山慶子さんのブログで紹介します。

投稿者:djasukaat 21 :48| Diary